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Esercizio Terapeutico Conoscitivo Aichi
赤坂清和 監修
藤本修平、三木貴弘 編集
2020年4月1日 第1刷発行
羊土社出版
今回は論文ではなく、書籍の紹介をする。
紹介する本は題名の通り、論文を読む上での必要なことが書かれている。
序章:論文を読む為には何が必要か
第1章:論文の探し方と見極め方
第2章:苦手な統計を少しでも克服しよう!~知っておくべき擁護の意味を簡単に解説~
第3章:医学論文を読むために必要最低限の英語
以上のように構成されている。
私がこの書籍の購入に至ったのは臨床を行う中で分からない事を調べる際に論文を読むことをしていたからである。しかし、統計の内容が理解できなかったり、用語が分からなかったりすることがあり、論文は読んでいたがどのように読み進めたら良いか分からなかった。本来であれば、論文を何度も読むことにより知識や技術が身に着くかもしれない。ただ、少しでも読めるようになりたかった事、論文を読み解く上でヒントになる内容があった事、何か読むためのコツが身に着けばと思い購入することに決めた。書籍の中では実際の扱われた論文が掲載され、良い点や悪い点などが書かれており、どのように読み進めるのかが書かれていた。論文の構成や統計の基礎知識の基本をおさえて読むことにより、その論文の内容を吟味することができると考える。論文の読み方が分からない方にはお勧めしたい。自分としてもこの書籍の購入を機会にもう一度読み方を見直し、更には日々の臨床に活かせるようにしていきたい。
(文責:永原 巧)
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