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機能的MRIを用いた二点識別核の責任部位の解明

大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 生理学研究所 2008年4月11日研究報告(https://www.nips.ac.jp/sp/release/2008/04/mri.html

 

この報告の中に「二点識別課題とコントロールを比較すると、inferior parietal lobule(IPL) 、anterior cingulate cortex(ACC)、per-frontal gyrus(PFG)、inferior frontal gyrus(IFG)、left primary somatosensory cortex(SI)、anterior insula、striatum、それにthe anterior lobe of the cerebellar vermis(ALV)が優位に活動していた」と書かれておりそのあとに「今回の実験によりIPLが二点識別時には重要な役割を担っていることが解明された」と書かれている。

二点識別覚は複合感覚として理解していることです。検査としては二点として知覚できる最小の検査で、感覚検査として理解していました。この研究によりIPLの関与により空間の関与の理解が強まったように感じています。また最小の検査として理解されていることではありますが、認知神経で行っている肩関節の位置と肘関節の位置を知ってもらおうとしているときに触覚刺激を入れながら行っていることによりIPLの関与があり空間理解をするといった意味が強まっていると感じました。

​(岡崎南病院 西村郁江)

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