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Esercizio Terapeutico Conoscitivo Aichi
バランス評価
関西理学3;41-47,2003
西守 隆(関西医療学園専門学校 理学療法学科)
【はじめに】
「バランス訓練をしています」などと聞かされると、なぜか、その患者が座位や立位でグラグラ、フラフラしているという印象を抱いてします。逆に言えることは、フラフラしている患者は「バランスが悪い」といっても良いのだろうか。我々が容易に口にしている「バランス」という言葉の使い方について、理学療法の領域では明確にされていないのが現状であろう。本稿では、「バランス」に関することや、バランス評価について考える。
1、「バランス」「安定性」「平衡」
2、バランスを構成するもの
3、バランステスト
・コメント
【はじめに】に書かれているように私もあいまいなままバランスという言葉を使っていました。そして「バランスを構成するもの」の中に「1筋骨格系、2感覚情報処理過程、3中枢神経機能の統合処理」と書かれていました。また、中枢神経機能の処理過程の中に環境という因子を入れていました。こういったことは私の中で、バランスを整理するうえで、認知神経リハビリテーションの中での運動と感覚が別にできないといった考え方と似ていると感じました。
(文責 岡崎南病院 理学療法士 西村 郁江)
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